引越の挨拶といいますと、通常は引越をした後の挨拶(新居での挨拶)ばかりが
注目されがちですが、忘れてはならないのが引越をする前の挨拶(旧居での挨拶)
ではないか思います。
引越の挨拶の意味合いは「立つ鳥跡を濁さず」という意味合いが強いと
思います。
引越の作業時にはどうしても騒音レベルの音は出てしまいます。
特に旧居の引き払いは休日の午前中が多いと思います。
朝から大きな音でドタバタしていたら、もちろんいい気持ちはしませんよね。
退居直前でのトラブルに発展するかも知れません。
旧居での引越の挨拶時期は前日~1週間前がよいと言われています。
特に品物等は必要ないでしょう。長い間お世話になったこと、引越の日程、
当日作業でご迷惑をおかけする事などを含めて引越の挨拶をすれば
十分だと思います。
新居での引越の挨拶は、もちろんこれからお付き合いが始まるということで、
よろしくお願いいたしますの挨拶という意味合いになりますが、
それ以外にも顔と名前を覚えていただくという意味合いもあると思いますので
もしも引越の作業中にご近所の方とお会いしたら作業を止めてでも
引越の挨拶をするべきでしょう。
転居先の方は、どんな人が引っ越して来たか気になるものです。
なるべく早い日、出来れば当日か翌日には引越の挨拶を終えたいところです。
女性の一人暮らしの場合は引越の挨拶をすると一人暮らしであることが
分かってしまって怖いという方もいらっしゃいます。
マンションのセキュリティレベルにもよりますが犯罪等に発展する恐れも
ありますのでその場合は大家さんか管理人さんに相談するのもよいでしょう。
引越の挨拶の品にはどういった物を送ったらよいのでしょうか?
また、幾らくらいのものが妥当なのでしょうか?
なぜ引越の挨拶の品が必要かを考えてみるとそれはやはり引越の挨拶に行く際に
手ぶら行くのと、挨拶の品があるのではずいぶん心持ちも
違うのではないでしょうか?お近づきの印になんていう言葉もありますし(笑)
あくまで一般的な物差しですが引越の挨拶の品の値段の相場でいえば
1件当たり300円~1,000円ほどが妥当ではないでしょうか?
あまり大きい金額のものをお渡ししても帰って気を使わせてしまいます、
かといって安すぎては、生活水準を見透かしているようでかえって失礼です。
引越の挨拶の品として定番なのは、やはりなんといっても日用品です。
かさばらず、時たま気を抜くと切らしてしまうような物がベターです。
私の今までの経験上でも、引越の挨拶品としては洗剤や石鹸が多いですね。
日用品ですので、生活臭が出すぎて敬遠してしまう場合はラッピングを施すなど
できるだけ工夫しましょう。
それだけで十分引越の挨拶の品として耐えられると思います。
また、和菓子・ビール券なども、定番の引越の挨拶品に上がります。
私がお勧めしたいのは、旧居周辺の特産品などです。
○○産野沢菜とか、○○産せんべいなど、本当に周辺ではなくても
問題ないと思います。
例えば越県するときなどは旧県の特産品をお渡しするということです。
これなら費用が安くてもインパクトがありますし、引越の挨拶の際にも
お話のきっかけが作りやすいのではないでしょうか。
引越の挨拶のギフトにも現在様々なものが存在しています。
ここでは引越の挨拶用のギフトに今どういったものがあるのかというのを
調べて掲載してみました。
引越の挨拶用のギフトの代表的なものでいえば日用品があがるでしょう。
日用品の利点はなんといっても使い勝手の良さ、また人を選ばないというのも
非常に大きな魅力といえるでしょう。
具体的な例は以下の通りです。
【日用品】
タオル…定番中の定番といえます。引越の挨拶を行う際は誰しもが
1度は利用する事でしょう。
洗剤・石鹸…最近ではスタンダードなものから環境に配慮したエコロジータイプ
のものもあり、選択肢の幅が増えています。
また引越の挨拶用のギフトですから、少し気になるけど自分では買わないかな?
というようなものをあげるのも一つの手だといえます。
しかしこれは相手がもっているかもしれないという危険を常にはらんでいる為
一つの冒険といえるでしょう。
具体的な例は以下。
【自分では買わないがもらうとうれしい品物】
ペア箸(箸置付)…割り箸が環境に与えている影響などを加味した上での
最近の自分で箸を持ち歩くという習慣が一般的になりつつあり
持ち運びようも良いと思います。
健康食品・健康用品…効果に対して懐疑的であったり、
また効果と値段のバランスで手を出せないという人も多くいると思います。
引越の挨拶用のギフトというのはお手軽感も必要です、そういう意味では
食べ物や飲み物、ビール券なども良いでしょう。
具体的な例はコチラ
【食べ物・飲み物】
和菓子…甘いものには目がない人もいますが苦手な方もいます、賞味期限には
気をつけましょう。
そば…やはり引越の挨拶用のギフトに引越そばは定番の一つといえるのでは
ないでしょうか?
ビール券…ビール党からすれば素直に嬉しいですがお酒を飲まない人には
ちょっと…というのもありますね。
お米…実用性でいえば食べ物の中でもナンバーワンと言えるでしょう。
このように引越の挨拶用のギフトにも色々なものがあります、自分で色々なお店
にいってこういうのもいいんじゃないか、なんて探すのも楽しいでしょう。
引越の挨拶をしようと思って転居先にて挨拶に出向いたのに
訪問先の留守が続いた場合、もしくは明らかに中にいる気配があるのに
取り合ってもらえないなどの場合には文書などでその旨を伝える形でもOKです
その場合には、挨拶ギフトに簡単な引越の挨拶文を添えて郵便ポストや
宅配ボックスに入れておくことをお勧めいたします。
特にマンションのような集合住宅の場合、引越の挨拶なども含めて
他人との接触を出来るだけ避けたいという方も多いのが現状だと思います。
引越の挨拶は不要と考えている方が20%近くいるというデータもある位です。
無理に引越の挨拶をして、気まずい関係になるのは避けたほうが良いでしょうし
そういった意味も含め、引越の挨拶文をうまく利用しましょう。
これも少し自分の立場に立って考えてみましょう、例えばマンションなどの
集合住宅に住んでいて隣の空いてる部屋に知らない人が引っ越してきたと
しましょう。
隣は常に空き部屋じゃないと嫌だ!落ち着かない!という人も中には
いるかもしれませんが、集合住宅である以上それはただのわがままです。
ただしその隣の人とどういう関係を築くかはその人次第ですし、知らない人が
いきなり挨拶にきてもびっくりするという人も多いでしょう。
そういう時に挨拶を文書という形にして相手に渡す事によって自然と
引越の挨拶を済ませる事ができるといえます。
基本的な引越の挨拶文は「私、どこどこに(もしくはO号室)に越してきたOO
と申します。○○日(引越当日)は引越作業につき、ご迷惑をおかけいたしました。
これからよろしくお願いいたします」というような簡素な文章でよいと思います。
名前は苗字だけで問題ないと思います。また、士業やSOHO等でない限り、
職業も明記する必要はないでしょう。
引越の挨拶の例文っていうと堅苦しく感じますが、引越の挨拶は近隣の人だけ
ではなく今まで付き合いのあった友人などにも行うと思います。
直接会う機会のある人は口頭で伝えるだけでもOKですが会わない人には…?
引越の挨拶をしたくても会う機会がなかなかない人というのもいますし、
遠く離れた友達には文書にて引越の挨拶をするのが適当でしょう。
その際にどういう風にかけばいいのか分からない…そんな人の為に
引越の挨拶の例文、必要事項を調べてみました。
例文ってどういうのがあるのか、もしそれが分かれば引越の挨拶を
文書で済ます際に参考になると思いますので幾つかご紹介したいと思います。
引越の挨拶には以下のような事項が必要だとされています。
①拝啓 ②時候の挨拶 ③引越の報告 ④引越に関する説明 ⑤来訪のお願い
⑥敬具 ⑦日時、 ⑧新居の郵便番号・住所・電話番号・家族全員の名前
【引越の挨拶・例文・転居の場合】
日増しに暖かくなってまいりましたが、皆様におかれましてはますますご健勝の
ことと心よりお慶び申し上げます。
さて、このたび私たちは下記の住所に転居いたしました。夫婦ともども
働きに出ておりますので職場へは少しばかり近くなり、
通勤ラッシュもそれほど苦ではなくなりました。
○○駅から徒歩10分程のところですから、近いうちに是非おいでくだされば
幸いです。
平成◯◯年○月
新居の郵便番号・新居の住所
新居の電話番号
家族全員の名前
【引越の挨拶・例文・新築の場合】
拝啓 皆様には益々ご清栄の段大慶至極に存じます
平素は格別のご厚情を賜り厚くお礼申し上げます
さて、かねてより建築中の住宅がこの度落成をみるに至りました
これもひとえに皆様方の変わらぬご厚誼の賜と深く感謝申し上げます
就きましては左(下)記の通り披露及び粗宴を差上げたくご案内申し上げます
公私ともご多用の事とは存じますがご来臨賜りますようお願い申し上げます
敬具
記
日 時 平成○○年○月○日(○曜日) ○時
場 所 (新住所)
平成○○年○○月吉日
なお、準備の都合がありますので、1週間前までに、
御参加の可否を拙宅までお知せください。
といった感じになります。新居の場合は新しい自分の城とも言えるものですし
少し形式的になりますが、やはりこういった形が好ましいといえるでしょう。
あくまでこれは例文になりますので参考程度にどうぞ。
引越の挨拶を書面で送る際は、主にはがきでお送りすることが多いようです。
ここでは、はがきでの挨拶状の送り方をご紹介いたします。
引越の挨拶のはがきですが、皆さんはどれくらいの方にお送りするでしょうか?
殆どのご家族が50~100世帯くらいといわれています。
100世帯超宛にお送りする方は個人で士業を営まれていたり
SOHOの方が多いようです。
例えば100世帯にお送りする場合、パソコンで作成して、自宅のプリンタで
印刷となると、結構時間がかかりますよね。
引越時期は他の作業で手一杯で、引越の挨拶のはがきまで作成している
余裕のない方が殆どではないでしょうか?
最近ではネット上でデータのやり取りをし、3~4営業日ほどで納入してくれる
引越の挨拶のはがき作成代行サービスも豊富に出てまいりました。
殆どが10枚単位から注文でき、100枚でも1万円を切る店舗も多くあります。
注意点は、すべてお任せではなくどこまでこちら側でやるのかということ。
宛名をラベルで作成するのか、それともサービスを利用してあらかじめ
印字してもらうのかなど、値段も出来上がりのイメージも結構変わってきます。
プレビュー機能がきちんとあるかどうかも、店舗選びには重要視しましょう。
また、すべてお店のサービスを利用すると、いくら豊富なテンプレートから
個性的なデザインを選んだとしても「既製品」のようなイメージを与えてしまう
可能性もあります。
最後に手書きで一筆、どんな些細なことでもよろしいので
加えたほうがよいでしょう。
引越の挨拶に使用する「熨斗(のし)」ですが、旧居と新居の場合だと
書く文句も違っており、旧居の近隣の方にお配りする場合には「粗品」、
新居の近隣の方にお配りする場合は「ご挨拶」と書くのが一般的なようです。
新居の場合は引越の挨拶をする際に名前を覚えてもらうという目的もあります、
苗字だけでも書いておくことをおすすめします。
のしといっても様々な種類がありますが、その中でも形式は白赤の
蝶結びを選びます。
蝶結びの意味合いは一般的な贈答品等に用いられるのが一般的とされており、
その形などから、何度そういう事があっても良い、喜ばしいことという
意味合いがあります。
のしの中でのもう一つの代表的な結び方として結び切りというのががありますが
こちらは超結びと違って結婚や弔事など、複数回やるのは望ましくない場合
などに使われる事が多い為、引越の挨拶には向いていないといえるでしょう。
しかしこういったのしの使い方は地方によっても違いがあるのが現状で
関東と関西ではだいぶ違ってしまっているようです。
ただしどちらの地方でも蝶結びが代表的な結び方である為、蝶結びにして
新居の場合はご挨拶、旧居の場合は粗品、と記しておけば特に
問題はないでしょう。
そもそものしの結びに対しての考え方というのは関東が発祥と言われており、
二度あってはならない事だから結び切り、何度あっても良い、喜ばしい、
つまり弧を描いて戻ってくる・繰り返されるイメージから蝶結びという考え方が
関東地方で始まった風習であり、気になる方は購入の際に確認しましょう。